骨折の応急手当
見て
- 普段は曲がっていないところが曲がっている。
- ケガの直後すぐに腫れてくる。
- 骨が飛び出ている。
- 関節の曲がり方が変だ。
このような症状があったら
- 安静にする
- 患部を冷やす。(ビニールに氷などを入れ患部に当てる)
- 添え木を探して固定する。(添え木は2本探して患部を挟むようにする)
- 外傷がある場合には清潔なガーゼ等で押さえ止血する。
- 心臓より高い位置にする。(できれば)
そしてすぐに専門家に見せてください。
脱臼の応急手当
脱臼とは関節が普段の位置から外れてしまった状態です。
現場に直せる人がいれば整復をしてもらえますが、そうでない場合外れた関節が動かないようにしてすぐに接骨院や病院に搬送してください。
打撲の応急手当
打撲は誰でも経験したことのあるケガではないでしょうか。それだけに軽く見られがちですが初期の手当次第で治るまでの期間も違ってきます。
打撲をしたところは皮下組織や筋肉の損傷がありますので冷やすことはもちろんですが内出血を最小限に抑えるため心臓より高い位置にする包帯や三角巾などで圧迫する
これらを行うと治りを早くできます。
ねんざの応急手当
ねんざも誰でも経験したことのあるケガではないでしょうか。それだけにねんざもまた軽く見られがちですが捻挫の程度の幅は広く軽いものから重度の捻挫まで程度は様々です。捻挫くらいと思っているとなかなか治らずまたねんざした関節が不安定になったりスポーツをするとすぐ痛みが出たりといったことにもつながりますのでしっかり治療することが大切です。捻挫して腫れてきたら打撲と同じように冷やす、圧迫する、心臓より高い位置にするのに加えて関節の固定をしてください。これは骨折と同じように添え木などでもいいですし包帯や三角巾があればそれを包帯代わりにして厚紙などがあれば包帯の下に巻き込むとより固定力がまします。